秋田人から東京人へ

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【必見】これから現場監督を目指す方へ!

 

 皆さん、こんにちは!東京で現場監督見習いとして今年の4月から働いているYAMATOです!今回は今後現場監督を目指す方へ私が知っている限りで、現場監督はどんな仕事をしていくのか、そもそも現場監督って聞いたことはあるけどなんなのか、現場監督になるうえで覚悟しなければいけない事などについて紹介していこうと思います!

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 【現場監督の仕事内容】

 皆さんは現場監督と聞いてどんな事を想像しましたか?

ヘルメットをかぶって現場で作業する人?

毎日肉体労働をしている人?

現場監督=施工管理  簡単にいうと野球の監督みたいなものになります。他のスポーツの監督も直接試合に出て試合をするわけではありませんよね?現場の監督さんも直接作業するわけではなく、他の作業員さんに施工計画に沿って指示をだしたりするのが現場での仕事になります。ならば、現場監督はただ作業しているのを見ているだけなのか?と思う方もいるのではないでしょうか。現場監督の仕事は必ずしも外で作業しているのを見ているだけではありません。会社での書類をまとめたり、現場に出るまでの下準備をしたりすることになると思います。

 

【入社してから現場に出るまでの流れ】

必ずしも私が言ってるようになるとは限りません。それぞれの会社によって業務の違いはあると思いますが、私が入社してから現場に就くまでの流れを紹介していこうと思います。私は会社に入社して1カ月は先輩や上司の書類をまとめたりと主に事務的な仕事を任されたりしていました。事務的な作業で最初はつまらないと思っていたのですが事務的な作業も現場監督にとっては必ず通る道でもあります。事務仕事は事務員さんがやってくれるというわけではないのです。事務的なこととといっても、インデックスを作ったり何枚もの書類を一冊にまとめたりとだれでもできることなので安心してください。そんなこんなで上司の下について現場を学んでいくことになりました。基本的に1年目2年目の人たちは誰かの下で一緒に現場をやっていくことになると思います。私は入社2カ月目で現場が決まり本格的に現場監督としての作業が始まりました。

 現場が決まるとまず、現場で使うことになる機材や材料の調達から始まりました。例えばカラーコーンは必ずしも会社に50個とかあるとは限りません。道路の舗装になると規制をかけて2車線ある車線を1つに絞って規制をかけていくことになると思います。そのため規制車というトラックも必要になります。それぞれ専門のレンタル会社さんから機材、車両を借りなければいけないのです!

  

   ↗ 機材(照明機、点滅灯、カラーコーンなど)

 会社 →車両(規制車など)

   ↘ 重機(ブルドーザ、ユンボなど)

 

実際にはもっと多くの材料が必要になりますが現場をスタートするには多くの方たちの協力があって成り立っていきます。私はこれらの機材を調達しました。工事を行うにあたり現場付近に住んでる住人さんや道路沿いのお店へのお知らせが必要になります。どのようにお知らせをするのかというと………皆さんは自宅のポストに、電気工事のおしらせ!水道工事のお知らせ!などそのようなビラが入っているのを見たことはありませんか?道路工事の場合もあのようなビラをまくことになります。この記事を読んでる方でもし私がまいたビラが自宅のポストに入っていましたら申し訳ありません……ですがそのビラをまかずに工事を行うわけにはいかないのです。ビラをまくという作業も現場監督がやる仕事です。どんな工事なのか、期間はいつまでなのか、施工範囲はどこからどこまでなのか内容はわかりやすく伝えていかなければいけません。もしもビラをまかずに作業を行った場合、クレームの嵐ですよね。ただでさえビラをまいていてもクレームはきます。ビラまき作業は必須事項になるのです! ここでやっとで現場で工事ができるようになります。

 

 

【現場に出てからの流れ】 

 下準備を行ってやっと現場に出ての作業になりました。現場ではどんなことをやるのかなぁと思っていましたが先輩が現場で写真を撮っていました。しかも小さい黒板を使って工事の状況を何枚も何枚も・・・そこで私は写真管理も現場監督の仕事なのかと知りましたね。 

『現場用カメラは必需品?』

 

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とても強そうなカメラですよね。現場に行くときはこのカメラが必需品になっていきます。会社からもらうことになると思います。

そもそもなぜ現場で写真をとらなければいけないのか・・・

工事写真の目的は、工事が進んでいくにつれて確認できない部分を写真として残す必要があるためです。例えば工事で使用している材料は設計どおりなのか、舗装の厚さが正しいかなどなど工事のあらゆるポイントを写真としておさえなければいけません。
会社に入社後1年目は主に写真管理の仕事をやっていくことになると思います。どこの現場でも写真管理は必要になります。写真を撮らないということはまずないと思ったほうがいいでしょう。現場が決まったら先輩や上司に聞いて自分のスキルアップにつなげていきましょう!
 
現場では写真をずーーっと撮るのですが写真を毎日毎日撮っているとあっという間に現場が終わってしまいます。私も4カ月の工事ではありましたが、本当にあっといいうまでしたね。失敗ししてもあきらめずに取り組んでいく姿勢が大事です!
 
現場での作業内容について写真管理を書いてきましたが、ここで現場監督になるうえ
で覚悟しなければいけないことについて書いていこうと思います。

 

 
 
【現場監督になったら覚悟すること】
 
やはりどんな仕事でも簡単で楽に仕事できるとは限りません。現場監督にも妥協といいますか、覚悟しておいたほうがいい点をご紹介していきます。 
 
 
1.夜勤が多い
 やはり道路工事となると車線を減少して行ったりします。日中作業をしてしまうと渋滞になり大きな問題となってしまいます。そうなりますとやはり夜の作業になってしまい何カ月も夜勤が続くことになります。もし同居している方や家族をお持ちの方にとっては周りの人との時間帯がずれるため、限られた時間でしか時間を共有することができなくなります。夜勤があるということは朝方帰ってきて睡眠をとることになりますが、太陽が出ている日などは眠りにつきにくいです………夜勤はちょっと・・・無理かなと思っている方には向かない仕事かもしれないです。
 
2.土日が休みとは限られない
 私はよくあったのですが、やっと土日休みだー!!と思っていても急に土日でてくれないか?と言われたことはしょっちゅうあります。もちろん土日仕事したからといって次の週の月曜火曜と休みになることはないですよね。有給や振り替え休日など利用して休むということはあるかもしれないですが普通に仕事ですよね。毎週毎週土曜日曜と仕事になってしまうということもあるんです。やはり、月曜から金曜まで1日でも雨が降って工事が中止になってしまったら休日出勤ってなることは多々あります。他の仕事ももちろんこのようなケースはあると思いますが、現場監督も休みの日が仕事になってしまうということを頭に入れておきましょう。
 
3.強い精神面が必要
 土木系と聞いてどんなイメージを持ちますか?厳しい人が常に怒鳴っているイメージとかありませんか?私だけでしょうかね(笑)私はそのようなイメージがあって実際に会って話してみるとすごい優しかったんですよね。会社で話してる分にはすごく優しい人。そんな人が現場に立って作業を始めるといきなり豹変したんです。現場監督や職人さんってやはり仕事ができる人ですよね。私みたいにいきなり現場に出て何していいのかわからずオドオドしているとイライラするんだと思います。もしくは教育のために常に厳しく接しているのかもしれませんがとにかく罵声を浴びせられることは多々あります。そういう人たちに立ち向かっていくには強い精神面が必要です。私も、うるせいこの野郎と口には出しませんが心の中で思いながら作業しているときもあります。でも、そういう人たちも好きで罵声を浴びせたりはしないと思います。自分たちの行動が危なかったり、仕事に集中していなかったり自分に原因がある時に怒鳴られるということはあると思います。わからない事は素直に聞いて、失敗したときすぐに報告して問題ごとが大きくなる前に報告連絡相談をしっかりしていくことが必要ですね!
 
4.車の運転が基本
 現場に向かうには車の運転が必須ですよね。車がの運転が苦手な方は特に要注意が必要になります。もし現場に向かう最中に事故にでもあってしまったら現場どころではなくなります。そうなりますと工事が遅れてしまいみんなに迷惑をかけてしまう恐れがあります。運転が荒い方、苦手な方にとっては十分に注意して運転を行う必要があります。
 
5.パソコンの操作が必要
 今のご時世パソコンは必須アイテムになります。パソコンが使えなければ現場監督になってからも苦労することになるでしょう。特にExcelやWordは特に使いますね。あと土木業界の方、土木系の専門学校や高校に通っている方ならわかるかもしれませんが、CADの操作が必要になります。自分はパソコンが苦手だなと思う方はパソコンのスキルも身に着ける必要があります。
 
いかがだったでしょうか?まだ探すと覚悟しなければいけないことは出てくると思いますが私が個人的にに思ったことをあげてみました。覚悟しなければいけないといっても、みなさんの努力次第でなんとでもなると思います。まだ私も初心者です。初心者の私が言っても説得力がないと思いますが、これから現場監督になろうと思っている人の力になれたらいいなと思います。
 
 
 
 
 
現場監督は土木施工管理技士という資格が必要になります。この資格を持っておくことで一人前の現場監督として仕事していくことができます。もし現場監督を目指す方は資格取得に向けての勉強も必要です!土木施工管理技士とは限らず資格を持っておくということは本当に重要なことです!資格に挑戦してみたいというかたはこちらをクリック
 

 

 
 
 
 
【最後に】
現場監督はこれからも需要はあると思います。東京オリンピックに向けて今いろいろなところで工事が行われております。直接東京オリンピックに関係していなくても現場監督はなくてはならない仕事なのです。現場監督のやりがいとしては、自分が1から設計、準備、施工をしてきたものが何年も形で残っていくというすばらしいやりがいがあると思います。それに社会への貢献性も高くやりがいとしては他の職業にも負けないほどの仕事だと思います。目指している方、興味がなかった人でもこの記事を読んで少しでも興味をもってくれたら嬉しく思います。今後私も一人前になるために努力していきたいと思います!
 

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